発泡成形入門

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本セミナーでは、発泡成形の基礎的な実験方法や体系的な理論について、豊富な実験データと理論解析により基礎から丁寧に解説致します。

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プログラム

高分子材料にガスなどを溶解させて発泡させる物理発泡成形法について、様々な実験と理論的な枠組みを説明します。微細射出発泡成形のCAEを行う上で必要な知識についても解説します。例えば、樹脂中で気泡が生成する原理、気泡が膨らむ原理、気泡が合一する原理を豊富な実験データと理論解析により、発泡現象の考え方を丁寧に解説します。通常の1~2時間程度の講座では説明を省略している発泡成形に関わる独特の考え方、発泡に関係する物性の測定法、微細発泡射出成形のCAEに必要な基礎知識、発泡現象に関わる各種物性、気泡核生成と分子構造などについても体系的に説明します。  発泡成形の基礎的な実験方法や体系的な理論について、一度きっちりと勉強しておきたいと考えておられるメーカーやユーザーの研究者・技術者・製造担当者のご参加を期待しております。アカデミックサイドの考え方がどれだけ現場の成形技術に役に立つかははなはだ未知数ですが、質疑応答の時間等にご質問を頂ければ、精一杯頭を働かせてお役にたてるように頑張りますのでよろしくお願いします。

  1. 樹脂中での発泡現象の概要
    1. 炭酸ガスと気泡生成
    2. ゴム風船と気泡の成長
  2. 樹脂中での発泡現象のモデル化
    1. モデル化の概要
    2. 気泡の界面での力の釣り合いの式
    3. 気泡界面における物質収支式
    4. CAEに使われているパラメータの意味
  3. 樹脂中での発泡現象の可視化観察とシミュレーション
    1. 可視化観察でわかること
    2. 気泡数密度の計算法
    3. 気泡成長速度の計算法
    4. 減圧速度 (型開速度、圧力勾配) が気泡生成と成長に及ぼす影響
    5. 含浸圧力 (ガス濃度) が気泡生成と成長に及ぼす影響
    6. ガスの違い (CO2とN2) が気泡の生成と成長に及ぼす影響
    7. 樹脂の違い (PSとPP) が気泡の生成と成長に及ぼす影響
    8. 粘弾性の影響
  4. 膨れ・ディンプル・粗大気泡についての一考察
    1. 樹脂の冷却と気泡内圧力の増加
    2. 気泡内圧力と膨れ・へこみの関係
    3. 発泡体の冷却速度と粗大気泡の形成
    4. 気泡の合一
  5. 気泡生成と成長の制御
    1. ナノコンポジットの発泡
    2. 発泡用の無機核剤
    3. PS/PEGブレンド体の発泡
    4. ブロック共重合体を用いたナノ発泡体
    5. 球晶によるポリ乳酸の発泡促進
    6. チャネル状発泡体 (発泡体のセル形状の制御)
    7. 紫外線発泡技術
    8. 気泡核生成と分子構造
    9. 熱硬化樹脂の発泡
  6. CAEに使われる物性測定法と推算法
    1. 溶解度
    2. 拡散係数
    3. 粘度
    4. 表面張力

会場

江東区産業会館
135-0016 東京都 江東区 東陽4丁目5-18
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