PIC/S GMPガイドが厚生労働省医薬食品局監視指導・麻薬対策課が2012年2月1日の事務連絡で発出され、バリデーション基準がこれに合わせたバリデーション基準の全面改訂のパブリックコメントが2013年6月14日に発出されました、。
一方PIC/S, EU, FDAに目を向けるとプロセスバリデーションの実施についてバリデーション基準より具体的な内容を含むものが多い。このような状況を踏まえて、グローバルGMPに対応したバリデーションの進め方の留意点を解説します。
- 抗体医薬品開発のCMC及びCMO戦略
- CMOまたは提携企業選択の留意点
- 国内・海外のCMO
- 原薬製造プロセスの開発 (前臨床、臨床から市販へ)
- 抗体医薬品の製造と品質管理
- ICHガイドラインとCTD Module3 (Quality)
- 厚生労働省による抗体医薬品の品質評価のためのガイダンス
- モノクローナル抗体生産のための遺伝子発現構成体の構築
- 細胞基材の樹立
- 培養及び精製
- ウイルス安全性
- プロセス・コントロール
- 製法変更
- 特性解析
- 規格及び試験方法
- 標準物質
- 製剤開発
- 安定性と輸送 (特に液体製剤品)
- 申請に必要な特性解析データの具体例
- 構造
- アミノ酸組成及びアミノ酸配列、N末端及びC末端アミノ酸配列、ペプチドマップ
- スルフヒドリル基及びジスルフィド結合、糖鎖、人為的修飾
- 物理化学的性質
- 質量分析、分光分析 (円二色性分析など) や示差走査熱量測定、電気泳動パターン
- 液体クロマトグラフィー (サイズ排除、イオン交換、疎水性、逆相など)
- 生物学的性質
- 不純物
- 凝集体、重合体及び切断体、不溶性微粒子、ジスルフィド結合形成不全体
- H 鎖C 末端リジン欠失体、メチオニン残基の酸化体、脱アミド体及び異性化体
- 質疑応答・名刺交換