微小ビーズ対応ミルによる微粒子の微粉砕・分散技術と条件最適化および凝集制御

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本セミナーでは、微小ビーズ対応ミルにおける、機械の原理、分散メカニズム、また最新の粒子微粉砕例、ナノ粒子分散実施例について解説いたします。

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プログラム

電子材料を始め多くの機能性材料分野でサブミクロン、ナノレベルの微粒子が使用されているが、これらを最も効率的に生産する装置は微小ビーズ対応ミルである。しかし、このビーズミルの操作条件、分散原理を十分理解してないと、良い機能性材料を作製することは難しい。  本講座では、上記課題に対応できるよう、微小ビーズ対応ミルにおける、機械の原理、分散メカニズム、また最新の粒子微粉砕例、ナノ粒子分散実施例を示す。

  1. ビーズミルの開発の歴史と最近の動向
    1. 歴史
    2. 分類と特徴
    3. 種類とおもなメーカー一覧
    4. 媒体撹拌ミル以外の分散機
    5. 当社粒子分散機について
      • 導入技術
      • 微粉砕機の開発
      • 微小ビーズ対応ミルの開発
      • マーケット
      • 粉砕・分散技術にたいする評価
      • 受賞内容
    6. 最近の微粉砕機、分散機
  2. 微小ビーズ対応ミルの粉砕・分散原理
    1. サブミクロン、ナノレベルの微粒化の必要性
    2. 微粒子の製造方法
    3. 微粉砕・分散原理
  3. 微小ビーズ対応ミルにおける機械的な条件
    1. ビーズの分離方式
      • 従来機との分離方式比較
      • 分離性能
    2. ビーズ径、材質の選定方法
    3. 機械的な条件設定
      • 分散機構成材質
      • 軸封 (メカニカルシール)
    4. 熱収支
    5. 運転方式
      • パス、循環
    6. スケールアップについて
      • スケールアップの注意点
      • スケールアップ方法
    7. コンタミについて
      • 原料スラリーの影響
      • ビーズ径の影響
    8. 分散エネルギーについて
  4. 微粉砕・分散実施例
    1. サブミクロンまでの微粉砕・分散
    2. ナノレベルまでの分散
      1. 酸化チタンにおける分散条件による分散性能への影響
        • ビーズ径、ローター周速の影響 :到達粒子径、分散速度
      2. その他の分散例
        • 水系、溶媒系分散 :アルミナ、シリカ、有機顔料、フタロシアニンブルー、チタン酸バリュウム
        • モノマー系分散 :ナノスラリー (酸化チタン、シリカ) 、コンポジット化
  5. 微小ビーズ対応ミルの将来
    1. 市場の広がり
    2. 機械的な性能アップ

会場

大阪市立中央会館
542-0082 大阪府 大阪市 中央区島之内2丁目12-31
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